僕が生まれる数年前まで、車や人止めて橋を跳ね上げていた
とんでもない橋なのだ。
今は流石に跳ね上げてないんだけど、その中に行く事ができた。
想像以上に凄く興奮する。
勝鬨橋は隅田川の下流に架かる橋で、水運が盛んだった時代に
大きな船が川を行き来するのに邪魔にならないよう、橋を開閉して
対応するという素晴らしいシステムを採用していたが、
水運の衰退と交通量の増加などによって開かなくなってしまった。
今回はその橋を動かしていた心臓部を見る「橋脚内見学ツアー」に
参加してきた。
見学ツアーの集合がここ。
かつて変電所として使われていた施設が「かちどき 橋の資料館」として
無料開放されている。
時代を感じさせるフォントが素晴らしい!
内部には変電施設がドーンと置いてある。
無骨な機器類がこれまた素晴らしい!!
ザ・昭和だ!
さらに、橋の模型も!
これ、動くんだよっ!!!
ここで係の方のお話やビデオで橋の説明をして頂く。
そして、ハーネスをつけて見学開始!
こんな恰好で見学する。
ヘルメットとハーネスがあるせいか、
どこから見ても関係者だ!
手前にある丸い突起物が昔から気になってたんだけど、
これ、どうやら停止線だそうだ。
開閉する際、このライン上でクルマも人も待ってたそうだ。
橋のつなぎ目から下を除くと隅田川。
すいこまれそうで怖い。
実を言うと橋から見る川は苦手なのだ。。
広くて水面と橋の高低差が少ないとなおさらだ!
ここは比較的、大丈夫。
橋の真ん中近くにやってきた。
今まで外から指をくわえていたあの中へこれから入る!!!
興奮冷めやらぬ中、係の方達は余裕の様子。
そりゃ、そうか。毎回案内役をしてるんだもんね。
お勤め、ご苦労様です!!!
どーん!
階段を上がって入った部屋にはこの機械がっ!!
あこがれの開閉操作板!
うぉー!!動かしてぇ!
橋を開閉してぇ!!!
(残念ながら現在は動かしたくても動かない)
ここだけ周りとは時間が違う雰囲気。
よくぞ今まで保存していたと思う。
石で絶縁するという斬新なシステム!
ケーブルやらパイプやらがいちいちかっこいいったらない!
建設当時の最新鋭技術が集まって出来たんだなぁ、と思うと
胸が熱くなる。
先人は素晴らしいモノを創ったのだ!
このレバーもたまらん!
映画に出てくる戦闘機のコックピットみたいだ!
橋の傾きを示す計器がちょうかっこ良かったので
アップで撮ってみた。
開きながら矢印が右へ廻っていくのを想像するだけで
ちょう楽しい!!!
船用の信号機もそのまま残されていた。
ここが青になってる時が橋が開いている時だ!
船から見たらさぞかしいい眺めだったんだろうなぁ。
素晴らしい外蛇口もするどく撮影。
よくいるタイプながら設置場所がナイス!
そして垂直な梯子を降りて、いよいよ橋脚の内部へ潜入!
しばらく陽の光とはおさらばだ!!
銘版を見るとなんと昭和14年製!!
戦前だっ!!!
中はいろいろとメカメカしいもので溢れている。
橋の開閉を説明してくれるパネル。
僕らはいま、人が書いてある場所にいる。
どうやら水面下なようだ。
興奮してバシバシ写真を撮っていたら、係の方が
記念写真を撮ってくれた。
ありがたい!
橋が開ききった時用のストッパー。
いちいちでかい。
後ろの壁にある丸いトコがおおよその水面の位置だそう。
しつこいようだが、ここは水面下なのだ!
鉄骨の部品はリベットだらけ!
強度を出すために何枚も鉄板を貼り合わせるので、
リベットだらけになってしまうようだ。
でもかっこいいからリベットいい!
係の方の後ろにある軸の部分が開閉する時の中心。
まさに橋の心臓部、トラニオンという回転軸だ!
係の方の説明にも熱が入る。
これがトラニオン。
この中がぐるぐる回転してたのかぁ。。。
きっと凄い音がしていたに違いない!
係の方が「船から橋の内部へ物を受け渡す用の扉がある」と
説明されていたが、どうやらここに写っている扉がそれだ。
道路からだと大きいものが運び込めなかったため、
船を横付けして荷物の受け渡しをしていたそうだ。
そりゃ、そっちのが楽だよねぇ。
勝鬨橋が開閉する橋というのは知識として知ってはいたが、
実際にどんな方法で開閉していたかは良く知らなかった。
やっぱり現物そのものを前に説明されると説得力がある。
そうか、ここがこーなってあーなって。。。。と。
そして説明して下さる係の方々が丁寧で楽しい。
実際に開閉したのを見た方もいらっしゃって、当時のことを
話して頂く時、本当に嬉しそうで羨ましかった!
見学会は事前申込が必要で木曜日のみだけど、
これは何とか都合をつけて行くと楽しいよ!
平日の午後に何とか都合をつけて集まった大人たち。
感動を共有できる仲間がいるのが素晴らしい!


写真が綺麗ですね!全部見るには見たけど撮っていない箇所が多いです。やっぱり手慣れていらっしゃる。
戦前アメリカから技術供与を受けられないので、東京市の技術者がドイツの文献を翻訳し独自設計したという、説明員の方のお話には唸りました。
私はメーターの意匠がオシャレで気に入りました。
ありがとうございます。
メーターいいですよね。かっこいいです。