何のファンクラブかというと「高架橋脚っていいよね〜」とか
「やっぱり高架橋脚は素晴らしい!」とか言う人達の集まりである。
仕事で建設に関わる方もいれば単純に「カッコイイから!」という
僕みたいな素人まで会員は様々。
ちなみに会長は「東京エスカレーター」という素敵なサイトをやってる田村さん。
この日は絶賛建設中の圏央道の一部「さがみ縦貫道」を見に行くツアー。
2つ目に訪れた、寒川北インターチェンジで奇跡が起きた!
願いは口に出すと叶うんだ!

かっこいい高架橋脚。なんと、ここに登ることができた!
嬉し過ぎてMacの壁紙にしている。

件のインターチェンジはJR相模線・宮山駅から見える。
1つ前に見た西久保ジャンクションは駅から遠かったけど、ここは駅近。
みんなこの時点ではあそこに登るとは夢にも思ってない。

真新しいコンクリが素晴らしい。
そしていかにも工事現場ですと主張している赤いコーンとフェンス。

真横からの姿も素敵。
立派なインターチェンジになって頂きたい。

小春日和の中、河原を歩く姿は青春映画っぽかった。
でも、見てるのは高架橋脚。

ここでひときわ大きい橋脚が現れた!
鉄骨ですらっとしているが、頑丈そうだ。
そして後ろには相模線が走る。
鉄道も橋脚も好きなので、僕にとってはダブルで絶景。

どーん!
間近で見てもカッコイイ!

人間と比べるとこの大きさがわかるはず。
とにかくダイナミックなスケール。

折り返し地点を過ぎて橋脚の間を通って駅に戻ることに。
この時、僕はマラソンで言うところの第2集団か第3集団の位置にいた。
早く先頭集団に追いつかないと!!!
と思って急いで追いかけると、何やら騒がしい。
見れば現場で作業されている方々と話をしている。
???
何か失礼なコトがあったのかな?
と思って近づいて行くと「どうぞどうぞ!」とウェルカムな雰囲気。
一体どうしたんだろう?

言われるがままに進んでいったら、こんな景色が見える場所にいた。
これって、もしかしてもしかして。。。
いわゆる立入禁止になっている工事現場だっ!!!
なんで???
いーの???
と戸惑っていると、先頭集団にいた会員の方が教えてくれた。
集団で高架橋脚の写真を撮りまくっている我々が珍しかったらしく、
現場の方とお話をしたところ快く思ってくださり
しかも運の良いことに丁度この日の作業が終わったばかりなので
工事の説明をしましょう、とのご提案があったそうだ。
そのため幸運にも現場の方々から直々にご説明されることに。

しかもこんな看板まで!!!
説明頂けるだけでも嬉しいのに、これはもう!
みんな興奮しまくってバシバシ撮ってる。
そりゃ、撮るよね!
そして、更なる嬉しい出来事が続く。
なんと20mほどの高さの橋脚の上に実際に登ってみますか?
とのお誘いが!
登ります!登りますとも!!
実は高所恐怖症気味ですが、頑張って登ります!!!

「あそこに登ってみたいなぁ。。」と会員の誰かが言ってたけど、
なんとその言葉を発してからそんな遠くない未来に実現するとは!
みんな興奮しながらもいそいそと階段を登っていく。
行き着く先は高架橋脚の上と、これまた渋い場所かも知れないが
僕らにとっては夢の国への入口だ!

人数が多いので2班に別れて登らせて頂いた。
僕は後半戦で挑むので、先に登った人をパチリ。
さぞかし良い眺めなんだろうなー。。。
待ってろよ!次は俺が登るぞ!!

どどーん!!!
これが高架橋脚からの眺めだっ!!
凄い。。。
そこには今までに見たコトのない景色が広がっていた。
高い所への恐怖感よりも「この景色が見たい!」という欲求が勝った瞬間。
そこには素晴らしい眺めが待っていた。

みんな登りきると橋脚上のモノをご説明して下さった。
係の方「これはゴムシショウと言いまして。。。」
会員A「え?ゴム師匠??」
係の方「いやいや。。ゴム支承です!」

こんな景色、これからも見る機会はそうそうないんじゃないか?
と思い、バッシャバッシャ撮りまくった。

橋脚に乗っている桁の中身は実はがらんどうなんだ、
ということを初めて知った。
具合が良く無い時にはこの中で休むこともあるとか。
ご無理せずにゆっくり休んでください!!!

と、ここで相模線の踏切が鳴りだした。
これは千載一遇のチャンス!!!
と思って撮った写真がこれ。
建設中の橋脚上から撮った相模線、なかなか撮れるもんじゃないよ!
鉄分も橋脚分も大量に補給して大満足。

なんだかとても楽しい夢を見た気分。
写真を見てたら当日の気持ちが甦ってきた。
日鉄ブリッジの方々もみんな嬉しそうだったのが良かった!
本当にありがとうございました!!!

さっき上から見たナイスカーブな橋脚がこれ。
横からもいいけど、やっぱり上からの眺めには敵わない。
それにしても、本当に登ることが出来たのが嬉しい。
作業している方々からしたら怪しい集団だと思うんだけど
「橋脚が素晴らしい!」ことに共感して頂いたんだと思う。
ご説明して頂いている間も終始にこやかな表情だったのが印象深い。
快く受け入れてくださった日鉄ブリッジさんに大感謝!

登る前に記念写真を撮る僕の姿。
高い所におじけついているのか、ちょっとへっぴり腰だ。
日鉄さんも、自分達の仕事にここまで興味を持ってくれれば、案内もしたくなったのでしょう。
私も工場で整備しているとき、熱心にみているお客さんには説明したくなるもの。
今度第2東名のしたでウロウロしてみようか(笑
第二東名の下行きたい!
今度行こうよ。